逃亡生活

2004年11月16日 日常
11月10日、午後1時に家を飛び出す。
行き先を決めていなかったので、とりあえず駅に行く。

午後2時、駅に到着し上りの電車に乗り込む。
時間だけが過ぎ、途方にくれる。

ボーっと外を眺め山を見ていると、ふと海が見たくなった。
海のない内陸に住んでいるから、海は珍しい。

午後4時、意外と早く海のある町に着いた。
海沿いをしばらく歩き、夕日が沈んでいくのに気づいた。

いつもと違う景色、いとも簡単に手に入れた非日常。
自分の無力さに落胆しつつも、これからがんばって行こうと決心する。

午後9時、夕食をすませ帰宅する。

特に何もしていないのに、とても眠い。
やはり日ごろ、精神的なことから疲れがたまっていたのだろう。
その日は早めに布団に入る。

午後10時、就寝。

逃亡する決心をするのは、さほど難しいことではなかった。
発作的に行なったこと。
だから、「決心などしていないのじゃないか」と言われればそれまでだが、そんなことはどうだっていい。

やったもん勝ちとはよく言ったものだ。
ちょっと意味は違うかもしれないが、やってみれば簡単なことだった。
悩んでないで、とりあえず行動に移してみてよかった。

そう、今はデスクに向かい、いつもと変わらぬ生活を送っている。
心のどこかで、あの夕日を思い出しながら・・・

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